アイスクリーム

 昨日は行きがかり上(!)仕事をしてしまったので、実質的には今日から連休スタート。2週間ほど前に風邪を引いたばかりだというのに、今週初めから再び引いてしまった。今度は38度以上の熱があるうえに、お腹に来る風邪だったので大変だった。食欲もほとんどなく、食べたいものはアイスクリーム。でもお腹がそれを許さない。これぞ板挟み。
 横断歩道にて。歩行者信号は赤。見通しがよく、車は左右どちらからも走ってこない。いつもだったらわたる。ただ、僕の後ろから自転車の小学生軍団が来ている。小学生の手前、わたらずに、交通法規を守ることの重要性について僕の背中を見て学んでもらうことにした。すると小学生、一時停止することなく僕の横をすり抜けていった。これは僕の負けなんだろうと思う。きっと。
 書店にて。ハードカバーを買わないというルールを決めた矢先、面白そうな新刊がたくさん出ていて困ってしまう。川上弘美『夜の公園』(中央公論新社)、本谷有希子『ぜつぼう』(講談社)、久世光彦『百けん先生 月を踏む』(朝日新聞社)、レアード・ハント柴田元幸訳)『インディアナインディアナ』(朝日新聞社)など。とりあえず今日は我慢。久世光彦『美の死:ぼくの感傷的読書』(ちくま文庫)だけ購入して、ブックオフへ。このところ、ちょっぴり気になっていた、「マン盆栽」の本が半額で出ていたので購入。

夜の公園

夜の公園

ぜつぼう

ぜつぼう

百〓先生 月を踏む

百〓先生 月を踏む

インディアナ、インディアナ

インディアナ、インディアナ

美の死―ぼくの感傷的読書 (ちくま文庫)

美の死―ぼくの感傷的読書 (ちくま文庫)

ザ・マン盆栽百景

ザ・マン盆栽百景

FMトランスミッター:僕のiPodは第3世代篇

XtremeMac AirPlay2 White IPN-APL-00

XtremeMac AirPlay2 White IPN-APL-00

【国内正規品】 GriffinTechnology iTrip3 GRI-IP-000048

【国内正規品】 GriffinTechnology iTrip3 GRI-IP-000048

【日本正規代理店品】 GRIFFIN RoadTrip国内周波数版 GRI-IP-000007

【日本正規代理店品】 GRIFFIN RoadTrip国内周波数版 GRI-IP-000007

BELKIN TuneCast II Mobile FM Transmitter F8V3309JAAPL

BELKIN TuneCast II Mobile FM Transmitter F8V3309JAAPL

本日のプレイリスト

Corcovado(小野リサ)→Tangerine(イリアーヌ・イリアス)→Sympathy for the Devil(畠山美由紀)→The Gift(Lunaire Clarte)→She Loves You(Rita Lee)→Beiral(Djavan)→Reza(Flora Purim)→Banho-Maria(Joyce)→This Love of Mine(Shirley Scott)→愛にメロディ(畠山美由紀)→Close to You(noon)→David(矢野顕子)→Disney Girls(アン・サリー

ベスト・コレクション

ベスト・コレクション

ベリーサ

 苦節三十年(ウソです)、ついに車を買う決意を固めた。さんざんこのダイアリーでも書いたとおり、マツダのベリーサである。30年間生きてきて、おそらく一番高い買い物になると思われる。初めての自分用車。職場に新しく入った女性がルノーのルーテシアに乗っていて、これも結構かっこいいのだけれど、見とれるほどベリーサ、ということで。新車を買うつもりだったのだけれど、車を買うにはいろんな費用が想像以上に(!)かかることがわかって(無知だねえ)、同僚のアドバイスを受けて、とりあえず中古車・新古車も含めて探すことにした。んで、職場のつてがあるディーラーで相談してみることに。今日の午後に行ってきた。
 担当のおじさんは今回初めて「ベリーサ」なる車があることを知ったらしい。んで、ベリーサの中古はほとんど出てないことも教えてくれた。やっぱりマイナーな車なのだよなあほんとにまあ、と改めて感じる。しかも、そのおじさん、「ベリーサってデミオに似てますねえ、デミオならたくさんありますよ」と。「全然形が違うよ!」という反論は喉の奥に飲み込み、とりあえず探してもらう約束で店を出た。
 書店へ。カズオ・イシグロの『わたしを離さないで(Never Let Me Go)』(早川書房)を買う(ハードカバーの本はしばらく買わないって前々回のエントリで書いてますけど!)。獅子文六の『ちんちん電車』(河出文庫)、快楽亭ブラック快楽亭ブラックの放送禁止落語大全』(洋泉社)、オルハン・パムク『雪』(藤原書店)、樽見博『古本通』(平凡社新書)、平野啓一郎『顔のない裸体たち』(新潮社)、ディックカラー&デザイン株式会社『日本の色と街並』(クレオ)などをぱらぱら見。
 書店を出たのが17時過ぎ。夕食の用意が面倒になったので外で済ませることに。気分的にはモスバーガーだったけど、歩いていける範囲にはなく、前から気になっていた大衆食堂に入ることに。早い時間の割には混んでいる。これは期待できそう。メニューを見ると、ありすぎるくらいある。ラーメン、五目ラーメン、チャーシューめん、天ぷらうどん、ざるそば、おにぎり、焼きそば、オムライス、カレー、カツ丼、ハンバーグ定食、焼肉定食、スパゲティナポリタン、チャーハン、、、、。細かい字でずらずらずらと。じっくり比較・検討して意思決定したいところだけれど、「早く決めなよ」という無言の圧力を店員さんから感じる。10年以上前に亡くなった母方の祖父は、選択に迷ったらカレーかラーメンを注文すべし、そうすれば〈ほぼ〉はずれなし、という遺言を残してくれたわけではないけど、今回はカレーライス(490円)をオーダー。中野好夫訳の『自負と偏見』(新潮文庫)を読みながら待つ。映画「プライドと偏見」は見てないけど、エリザベスが出てくるたびにキーラ・ナイトレイの顔が頭に浮かぶ。もし、Pride and Prejudiceを日本人キャストで撮るならば(ありえない)どうなるんだろう、と空想は膨らむ。とりあえずミスター・ベネットは石坂浩二、ベネット夫人は高畑淳子、エリザベスは矢田亜希子、ミスター・ダーシーは唐沢寿明、おいおい、それじゃあ「白い巨塔」じゃないかきみ、と自己つっこみを入れつつ、とりあえずエリザベス役は中谷美紀さんにオファーしてみようと考えているうちに(=ほとんどページ繰ってないうちに)カレーが出てきた。このごろ見かけない黄色っぽいカレー。お世辞にも見た目はよくない。はっきり言ってきたない。目玉焼きとキャベツの千切りに真っ赤な福神漬がカレーの上に乗っかっている。味のほうは「なつかしのカレー」という感じで(「なつかしのカレー」の類義語には「洋食屋さんのハンバーグ」「お肉屋さんのコロッケ」「銭湯の牛乳/アイスキャンディー」があるような気がする)、「美味」というのとは別の次元のおいしさというか、くせになりそな、また食べたくなるような不思議なカレー。いい店を見つけた。早く、「いつものでいいんでしょ?」と言われるような客になりたいものだ(ほんとか)。
 夕食後、腹ごなしにしばらく散歩。これまた、以前から気になっていた雑貨屋兼古道具屋のような店の前を通る。いつもは客がいないので遠慮していたのだけれど、今日は観光客らしい数組の客がいたので入ってみることにした(なにぶん小心者なので)。3,000円くらいまでならば衝動買いしてもよかろう、と思って店内を巡回しているうちに、Williams-Sonoma*1のカフェオレマグ(ホワイト)を見つけた。こんな大きなお椀(?)でカフェオレを飲む習慣はないけれど、自宅でガムだのキャンディだのフリスクだのを入れる容器として使えるのでは、と思って買った。価格は1,000円。たぶん安いんだろうと思う。こういうのの相場はよくわからない。
 帰宅後。車を買うんだったらFMトランスミッターを買ってiPodを車内で使えるようにしなきゃ、というわけで、Apple Storeamazonで探してみる。どれも一長一短があり、これだ!という決定的な製品はない模様。車との相性もあるらしい。とりあえず下にメモしておく。

わたしを離さないで

わたしを離さないで

ちんちん電車 (河出文庫)

ちんちん電車 (河出文庫)

快楽亭ブラックの放送禁止落語大全

快楽亭ブラックの放送禁止落語大全

雪

古本通 市場・探索・蔵書の魅力 (平凡社新書)

古本通 市場・探索・蔵書の魅力 (平凡社新書)

顔のない裸体たち

顔のない裸体たち

日本の色と街並―The Japanese Color

日本の色と街並―The Japanese Color

プライドと偏見 [DVD]

プライドと偏見 [DVD]

迷惑メールフォルダ

 迷惑メールフォルダを念のためチェックすると、「バレンタインにチョコをもらえない」という件名のメールを見つけた。興味をそそられたので開封してみると、怪しげなURLのほかに、こんなショートコント(?)が書かれていた。

女性店員がレジにいるコンビニでチョコを買う
わざとチョコを受け取り忘れて店を出る
女性店員が走って渡しに来る「あの・・・これ・・・」
ちょっぴりバレンタイン気分

不覚にも笑ってしまったよ。「ちょっぴりバレンタイン気分」のあたりがせつない。季節はずれだけどね。

昨晩お会いしましょう

 血尿が出る夢を見た。あまりにリアルだったので、今朝いちばんの排尿がちょっと不安だった。大丈夫だったので本気で安心した。疲れているのか、自分。
 昨日のんびりできたおかげで、体の倦怠感はとれ、のどの痛みもだいぶん楽になった。大学院にいた頃はもっと不規則でハードな生活をしていたというのに、風邪なんかひくことはなかった。いまは無理をすると身体のどこかの調子が狂ってくるし、疲れが確実にたまるのを感じるし、肩が凝るうえに目が疲れる。と、弱気になる30歳男子。そろそろ本上まなみよろしく、養命酒のお世話になってもいい頃かも。その前に、僕は酒が飲めない。
 今朝はどんよりと曇って、いまにも雨が降り出しそうな気配。出かけたい気持ちをおさえて、掃除と洗濯を済ませる。昼前から晴れてきたので、買いものに出かける。デパートでシャツとネクタイ、無印でソックスを買った後、「ブ」ではない古書店へ。阿川弘之『南蛮阿房列車』(新潮文庫)を200円で、幸田文『台所のおと』(講談社文庫)を300円で買う。その後新刊書店へ。奥田英朗精神科医・伊良部シリーズの最新刊、『町長選挙』(文藝春秋)が出ていたけれど、買わない。積ん読本をある程度処理するまでは、ハードカバーの本を買わないことにしたのだ。文庫はOKというあたりが意志薄弱な僕らしい。まあ、いつまで続くかはわからないけれど。

南蛮阿房列車 (新潮文庫 あ 3-5)

南蛮阿房列車 (新潮文庫 あ 3-5)

台所のおと (講談社文庫)

台所のおと (講談社文庫)

町長選挙

町長選挙

ゼリー

 先週につづき今週もばたばたサマンサタバサ(意味不明)。昨日から今日にかけて久しぶりの徹夜作業。無理が続いたのと、今朝の冷え込みのせいで、風邪を引いてしまった。のどが痛く、だるい。全身をゼリーで包まれているような感覚。若くないっすね、という同僚のからかいに耐えつつ、あとはやっておくんで、という配慮に甘えさせてもらうことにした。14時すぎに職場を出て、職場近くの薬局でカコナールを買ってぐびぐび。その足で書店へ。『小説新潮』の「エロティックス 官能文学名作選」をもじもじしながら立ち読み(谷崎潤一郎吉行淳之介江國香織って名前が並んでたら気になるじゃないですか)。付録が杉本彩の朗読CDってのがすごいな。『考える人』と『Casa Brutus』の最新号(本特集)を買って帰宅。

エロティックス―私のカラダを熱くした官能文学名作選 (SHINCHO MOOK)

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Casa BRUTUS (カーサ・ブルータス) 2006年 05月号 [雑誌]

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