今日買った本

川上弘美さんが選んだ短篇小説集。最後に藤枝静男をもってくるあたりがなんとも渋い。収録作品は以下の通り。「桜の森の満開の下」(坂口安吾)、「武蔵丸」(車谷長吉)、「花のお遍路」(野坂昭如)、「とかげ」(よしもとばなな)、「山桑」(伊藤比呂美)、「少年と犬」(H. エリスン)、「可哀想」(川上弘美)、「悲しいだけ」(藤枝静男)。この「恋愛小説アンソロジー」ってシリーズだったってことに今日気づいた。そういえば去年は江國香織さん選の『ただならぬ午睡』って読んだのだった。二人の他に唯川恵さん選のアンソロジーもあった。この線なら次回は山本文緒よしもとばなな選だな。