税金の無駄遣い

tranquility2005-02-18

昨日の午後はおつきあいで某役所主催の講演会へ。これがまたくっだらない内容で、腹は立つし、胡散くさいことこのうえなし。税金の無駄遣い、という言い方はなんか昔から好きではないけど、今回のことに関してはおいおいこんな奴のために税金を使っているのかい君、と3メートル先にいた副知事を後ろから蹴りとばしてやりたくなるほど。もちろんそんなことをする勇気(?)はなく、空気げんこつのお見舞いだけにしておいた(空気げんこつについてはこちらをご覧ください。ISBN:4890369821)。今回の講演会は「ぜひお越しください」と断りにくい相手から直接声をかけてもらった、というのもあるけれども、講演内容がおもしろそうだなあと思って行ったのに、実際には脇道に入りまくったあげくに脱線転覆して、自己啓発臭(ナンシー関の言葉)がぷんぷんする話しだった。ただでさえ自己啓発系の話しは聴くと虫酸が走るのに、さらに自分の自慢話(これまた老年自己啓発系で知られるどこぞの病院の名誉院長に診てもらったらしい)まで始めるんだから。自分の経験談を茶化して笑いをとるというのはよくあることだけれど、このお方は本当に「すごいだろー、お前ら」みたいな感じをふりまいていて嫌だったなあ。某航空会社がスーパーシートを廃止してクラスJにしたのは馬鹿だとか、講演旅行ではグリーン車しか乗らないとか、そんなことどうでもいいだろうよ。司会進行役のひとが「テレビでお馴染みの」って紹介していたけれど(実際はワイドショーのコメンテーターを一時期やっていただけらしい。僕は名前は知っていたけれどテレビで見たことはない)、それだけが取り柄、って。時間の無駄なので途中退席したかったけど、近くに声をかけてもらった御仁がいたのでそうもいかず。角が立ちますし。質疑応答になったところで、これから用があるので、という雰囲気を醸し出すつもりで時計を見ながらその御仁に目礼して出てきた。あんまり不愉快なので、本屋に寄って(こういうときでも行動パターンは一緒)帰宅。過ぎた時間は永遠に戻ってこないんだなあとしみじみ思う(それって愉しい出来事の後の感慨じゃないんですか)。