休み明け

 今日から社会復帰。たった一週間なのに、仕事のリズムを忘れてしまったかのような惚けよう。溜まったメールを処理し、郵便物に目を通すともう11時。今日の昼食はコンビニでおにぎりでも買ってきて、仕事しながら食べることにして、コンビニに出かける寸前にメールの着信音が鳴る(わがMacのメール着信音は「チーン」という金属音である)。さっそくチェックすると、知り合いのTさんからのメール。メーリングリストへの投稿メール。なのに、いつもらしからぬ文章。くだけた挨拶、パジャマがどうだの、週末の予定がどうだの、意味不明な投稿。どうやら、メーリングリストの直前の送信者に対する個人的なメールを、メーリングリストのアドレスをCCに含んだかたちで誤って送信してしまったらしい。これは痛い。痛すぎる。こういう場合、間違って送信したひとはどういうふうに対処するのがいいんですかね。


(1)放っておく。さらにメールを出すのは改めて恥をさらすようだし、これ以上のゴミメールを増やさないためにも。
(2)謝罪のメールを出す。皆の目に触れてしまった以上、とにかく謝っておく。
(3)もっともらしい言い訳(嘘)をする(つく)。新しいメーラーに乗り換えたばかりなので、とか、「メーリングリストに恥ずかしい内容を送信した場合の心理に関する一考察:社会心理学の観点から」という卒業論文のデータを集めるためのものでした、と言う。
(4)ひとのせいにする。「大変です! 新種のウィルスが伝染しているようです!」、「サラリーマン大増税の影響が、このメーリングリストにも押し寄せてきたようです」と言う。
(5)まったく触れないわけではなく、微妙に触れる。「さきほどのメールはさておき、お昼のカレーは美味でした。本題に入ります」のように。