休日出勤

 昨日は出勤。土曜日にけりをつけたつもりだったのだけれど、(土曜の)夜になって気がかりな箇所が出てきたため。なんとか16時頃までに終わらせて、17時に閉館する図書館に駆け込み乗車。今週は割と時間がとれそうなので、四国のガイドブックなどを借りる。館内には郵政民営化に関する本を集めたコーナーがあったのだけれど、そこに「小泉・劇場政治 郵政民営化関連図書」と手作りの見出しが掲げてある。あれれ、いいんですかねえ、と思ってしまった。「劇場政治」って、どう考えても肯定的な表現ではないはず。「郵政民営化関連図書」って普通にやればいいのに、その前にあえて「小泉・劇場政治」って。明らかに現政権を揶揄したがっている図書館員の姿を垣間見たような気がして、なんか嫌な気分。図書館って、こういうことに関してものすごく神経質になっている場所だと思っていたのだけれど、そうでもないのかしらん。誤解のないように書いておきますけれど、僕、別に自民党支持ではありませんので。亡くなった祖父から、政治と宗教、それからマネーゲームには絶対に手を出してはならないときつく言われてきたわけではないですけど。それから、この図書館、カウンターの職員さんの対応が丁寧すぎてなんだかおかしい。昨日は落語とクラシックのCDを借りたのだけれど、空のジャケットをカウンターに出すと、「ただいまCDをお持ちしますので、しばらくお待ちください」。んで、CDを持ってくると、「たいへんお待たせいたしました」とくる。ここはホテルか、と思ってしまうほど(もちろん、無愛想よりははるかにいいのだけど。あと、貸出後に言われる、「ありがとうございました」にも慣れない。なんか変だなあ、と思う。かといって、それに代わる適当な挨拶があるとも思えないのが悩ましいところだ。図書館を出て、その足で書店へ。一仕事終えた爽快感から、ついつい普段買わないような本まで買ってしまう。先日購入したユリイカの『川上弘美読本』に載っている「誌上再現 カワカミさん家の本棚」に紹介されていた本がとてもおもしろそうなので(ここに載ってる本は全部読んでやれ、と思うほど)、自宅から欲しい本をメモして持ってきた。買った本を以下に記す。これだけ買うとさすがに気持ちいい。帰宅して、夕方のニュースを見るのにテレビをつけると、24時間テレビの放送中。毎年日テレでやっているこの番組に(自分が)感じる強烈な違和感(気持ち悪さ?)の正体ってなんなんだろう、などと考えながら軽く夕食を済ませ、四国のガイドブックを斜め読みしたり、どの本を持っていくか考えたり(早すぎです)、『古本屋の女房』を斜め読みしているうちに(この本の78頁に、五万円以上買わないとなれない、ブックオフの「ゴールド会員」という記述があるのだけれど、これって全国的にやっているものなんだろうか。初耳なもんで)、疲れのせいか、9時前に寝てしまう。1時すぎに目が覚めて(もう朝ですか姉さん、と思ったほどさわやかな目覚めだった)、しばらくネットして、2時すぎに再び寝る。次に目が覚めたのは5時。あまりの寒さに。朝晩はめっきり過ごしやすくなりました。
 昨日借りた本

 昨日買った本

 それから、四国へ持っていく本。第一次選考(だから早すぎだって)。

坊っちゃん (岩波文庫)

坊っちゃん (岩波文庫)

仰臥漫録 (岩波文庫)

仰臥漫録 (岩波文庫)

漱石・子規往復書簡集 (岩波文庫)

漱石・子規往復書簡集 (岩波文庫)

冥途―内田百けん集成〈3〉   ちくま文庫

冥途―内田百けん集成〈3〉 ちくま文庫

内田百けん ちくま日本文学全集

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