プラネタリウム

 昨日は完全オフ。タイガー&ドラゴンの(一)〜(三)を借りてきていたのでそれを見る。昼すぎに見終わって、すぐに散歩に出る。古書店に寄ると、落語関連本がたくさん出ていた。どうやら誰かがまとめて処分したらしい。店主の女性に訊いてみたい気がするけれど、この店主、いつも某宗教教祖の本を読んでいるので、話しかけにくい雰囲気。感じの悪いひとではないのだけれど。んで買ったのは、興津要編の『古典落語』シリーズ。いまは講談社学術文庫から出ているけれど(落語が学術文庫から!と書いていたのは小谷野敦さんだったっけか)、もともとは講談社文庫から出ていたもの。しかもいまは二冊しか出ていないけれど、もともとは上・下・続・続々・続々々・大尾と6冊もあった。上・下は持っているので、続〜大尾までを買う。分売だったので助かった。それから、別冊太陽の「落語への招待」。全部で5,000円ほど。少しおまけしてもらった。それから(古書店じゃない)書店へ。新刊文庫のコーナーで河出文庫のカバーが新しくなっていることに気づく。背は両端が白、真ん中が黄色。なんだか講談社文庫みたい(村上春樹の文庫本)で、以前のカバーに比べるとやや安っぽくなった感じは否めない。やや残念な気がする。それから、akichuさん(id:akichu:20050926)、chihiryouさん(id:chihiryou:20051001)のダイアリーで触れられていた、プラネタリウム付き「大人の科学マガジン」を探したものの、すでに売れてしまったのか見あたらなかった。amazonでも、学研の直販でも品切れとのこと。amazonには「次回入荷は現在11月末の予定」という表記が。。。はいはい待ちますよ。それから、ananのセックス特集を不覚にも手に取ってしまい(-5,000点)、チラチラ読み、深沢七郎『言わなければよかったのに日記』(中公文庫/ ISBN:4122014662)を買って店を出る。スターバックスに寄ってショートのカプチーノを頼みしばし休憩。しばらくすると、隣の席に高校生くらいの女の子二人組がやってくる。過去の彼氏の悪口を言っているのだけれど、声が大きくて全部聞こえてくる。んで、前の彼氏のことを「ヘタレ」だと言っていた。えっ? へたれって、はなはだ尾籠なお話で恐縮ですが、「屁タレ」=「屁のようなタレント」=「箸にも棒にもかからないタレント」のことだと思っていたのだけれど、間違いなのですか。一般人にも使える表現なのですか、と思って帰宅して調べてみると、『現代用語の基礎知識』に記述があって(あいにく僕のPowerBookに入っているのは2003年版だけれども)、「腰抜け、根性がない」意の若者用語らしい。街へ出ると何か発見がある。ほんとか。

プラネタリウム (大人の科学マガジンシリーズ)

プラネタリウム (大人の科学マガジンシリーズ)