間違ってるんですけど

 職場宛のアドレスに届く迷惑メール。たいていは件名が英語だったり、あるいは日本語で出会いが、チャンスがうんぬん、と明らかに迷惑メールと判別できるものだからいいのだけれど、このところ届くメールには一瞬ひやっとしてしまう。ここ数日間のを列挙すると、「週末でOKですか?」、「先日は大変失礼しました」。こういうのはぱっと見だと、知り合いからの、あるいは仕事関係のメールかと思ってしまう。今日届いたメールの件名は、「私じゃだめなの?」。鈴木あずさちゃんからのメール。「いくら指名しても連絡が来ないけど、私じゃだめなの?」とのこと。僕を指名していただいているらしい(?)。ご指名ありがとうございます。
 今朝、職場へ行く前に、サンクスに寄って知り合い宛に資料を送ろうとすると、「もうヤマト便は扱っていません。サンクス全店でゆうパックになりました」と言われる。資料はヤマト運輸からもらったビジネスレターケースに入れてきたけれど、まあいいか、と思ってゆうパックでお願いする。伝票を書いていると、レジのお兄ちゃん(といっても年下なのだが)が、「郵便番号間違ってるんですけど」とおっしゃる。「ですけど」って何だよ、と思いつつも、ずっとこの郵便番号で送っているから、合っているはず、と言う僕。相手のは大学の個別郵便番号(事業所ごとの郵便番号)だからかな、と言っても埒があかない。レジが受け付けないから間違っている。だめだと。お兄ちゃん、今度はレジの奥から郵便番号簿をとりだしてきて、「やっぱり間違ってます」と誇らしげに言う。言い方にカチンときたものの、もしかしたら本当に間違ってるんじゃないかと思って、んじゃ出直します、と言ってサンクスを出た。職場に着いて、送り先の大学のウェブページを見ると、やはり番号は合っている。ちょうどヤマト運輸の方が来られたので、さきほどの荷物はドライバーさんに託した。それにしても、腹が立つなあ。相手先の郵便番号・住所を正確に書いているのに、システム上荷物を送れないなんて。ちょっと信じられない。サンクスは日本郵政公社に全面的に切り替えたそうだけれど、こんなんじゃ安心して使えない。