恵方巻

 朝から雪まじり。今晩からまた冬型が強まり、大雪のおそれもあるという。やだなあ、と思う一方で、雪雪降れ降れもっと降れ、ともどこかで思っている。午前中、職場で書類仕事。一段落したのが13時すぎ。ちょうど晴れ間が出てきたので、おにぎりを買いにコンビニまで散歩。弁当コーナーに恵方巻が山のように積まれているのを見て、そうか今日は節分だと気づく。コンビニの販売促進策にまんまと乗せられている気がしてなんとなく癪に障るけれど、おいしそうだし、福豆のおまけもついているので買ってみた。『ウィキペディア』によると、恵方巻の食べ方は以下のとおり。「節分の夜にその年の恵方歳徳神の在する方位)に向かって、目を閉じて願い事を思い浮かべながら太巻きをまるかぶり(関西方言で『まるかじり』の意)するのが習わしとされる。食べている間は、無言でなければならない」。そうか正式には夜なのか。けれど、恵方巻の由来自体が眉唾らしいから、昼に食べることにする。切ってないので、箸で切りながら食べた。切らずに棒のまま食べようかと思ったけど、知性が邪魔をして(=恥ずかしい、とも言う)そうできなかった。かんぴょう、きゅうり、玉子、でんぶといったスタンダードな中身に加え、穴子、高野豆腐などが入っていた。甘みが強めだったけれど、おいしくいただいた。