電子辞書を買いに

 今日のタイトル「北斗晶にくびれ出現」は今日の地方紙の朝刊に折り込まれていたサプリメントのチラシに載っていた見出し。プロレスラー・佐々木健介(夫)もビックリ! とある。読む側もビックリ! である。こういう仕事でいくらもらえるんだろうと邪推しつつ。
 以前から、手軽に引ける辞書が欲しいと思っていた。MacにはJammingという辞書ソフトがあって(Windows版もちゃんとあった)、調べたい単語を入力するとそれを含む項目がすべて表示されるという、串刺し検索ができるのが魅力。職場でも自宅でも大いにお世話になっている。けれども、不便な点もあって、コンピュータのない場所では使えない/いちいち起動しないと使えない、ということ。まあ、これを欠点と言うのであれば、自動車が空を飛べないことも欠点と言わなきゃいけなくなる。いま、就寝前にオースターの本を読むのが日課になっている。知らない単語が出てきてもたいがいは無視して読み進めるけど、どうしても気になる単語というのが時折出てくる。固有名詞も気になっちゃう。就寝前だからPowerBookの電源は落としてあるし、紙の辞書を引っ張り出してページを繰るのも面倒。結局、明日調べようということになって、そのまま忘れてしまう。まあ、勉強じゃないのだからそれでいいのだけれど、やっぱり気軽に引ける辞書があったらなあ、とは思う。
 というわけで、昨日の夜、量販店へ見に行ってきた。半分本気、半分冷やかしで。2万円程度で気に入ったのがあれば即買おうと。けど、2万円程度のものはやはり物足りない。広辞苑リーダーズ+オックスフォード英英という組合せ。ちょっとした調べ物なら十分用は足せそうだ。けれど、もう1万円余計に出すと、リーダーズプラスにジーニアス英和大がついてくる(英英はロングマン)。だったらもう1万円出したほうがいいか、と思ったけれど、両方ともソフトとして持っているものだからなんとなくつまらない。辞書オタクぶりを徐々に発揮しつつ、せっかくだから英英はコウビルドがいいなあなんて思いながら比較していると、ちゃんとあった。最上級モデルらしい。英英はコウビルドにオックスフォード、広辞苑はもちろん(逆引きも)、リーダーズリーダーズプラス、ジーニアス英和大、それにそれに(興奮するな)、研究社和英大に英和活用大辞典まで。買うんならこれだよなあ。けど、5万円は痛い。痛すぎる。というわけでいったん保留。amazonだと41,800円。量販店で買わなくてよかったよ(ポイントいらないし)。高いよなあ、けど近いうちに買っちゃうだろうと思う。電子辞書の世界を知らなきゃよかった。ないものねだりをすると、斎藤和英大辞典の収録を希望します>辞書メーカー担当者各位。
 文庫占い。僕もやってみた。コバルト文庫! おいおい。以下、引用。「コバルト文庫さんのあなたは、凡人のふりをしたがる才人です。ほとんどのことは人並み以上にこなせるし、いくつかのことは、人よりもずっと上手にこなすことができます。けれど特別扱いはしてほしくないと思っているので、わざと失敗して見せたりすることも…。そのようなあなたの試みは大方成功しており、見た目気軽な雰囲気を持っています。そのせいで人に軽く見られがちでもあるのですが、かといって爪を見せないのがあなたなのです。一方、自分が苦境に対峙すると、「こんなこと、どうでもいい」と言ってしまうような子どもっぽさもあります。基本的には寂しがり屋で、人が好きです」。前半はともかく、「まあどうでもいいけどね」というのは僕の口癖の一つ(だった)らしい。以前、指摘されたことがある。いまはそう思っていても(!)、使わないよう気をつけている。