初CCCD
以下、あまりのばかばかしさに自分でもあきれてしまうくらいの文章ですが。
わたくし、「買わない借りない贈らない」という非CCCD三原則をずっと守っておりました。といっても、クラシックでCCCDなのはほとんどないし(avexにはあります)、好きな日本のアーティストはCCCD出していないひとばっかりなので(村治佳織とかアン・サリーとか)、非CCCD三原則の遵守はまったく問題なかった。んで、畠山美由紀である。彼女のファンなのだが、一枚だけCCCDのがある。「Fragile」というカバーアルバム。以前から聴きたいなあと思いつつも、CCCDだし、ということであきらめていた。けれど、ここにきて、各社ともコピーコントロールへの態度を軟化させつつあるようだし、なにより聴きたいという気持ちが高ぶってきた。そこで先日、脳内内閣法制局長官に相談した。「なんとか非CCCD三原則を遵守しながらCCCDを聴く手だてはないかね」「買わなければ問題はない。借りなければ問題はないわけですな」「そういうことだ」「それでは、CD屋のポイントで交換するというのはいかがでしょうか」「なるほど。うまい手があったな。@TOWER.JPのポイントが100ポイント(=3,000円)あるぞ」 というわけで、ポイントで畠山美由紀の「Fragile」を「交換」しました。まったく問題なくiTunesくんは読み込んでくださいました。まあ、もうCCCD(いまのまんまの)を買うことはないと思うんですが。姉さんごめんなさい。
台風のつめあと
自宅から職場に行く途中に、子どもたちが「クリスマスの木」と呼んでいる木がある。僕は木の名前だの花の名前だのには疎いので正式な名称はわからないのだけど、あざやかな緑色でなんともどっしりとしていて、かつおもむきのある木である。子どもたちがクリスマスの木って呼ぶのももっともだなあほんとにと思っていた。今朝、通勤途中に、その木が大きく傾いているのを発見。昨日の暴風でやられたらしい。ちょうど、いつも挨拶するおじいさんがいたので、しばらく立ち話。昨晩、木が傾き始めたに気づいて、息子さんといっしょにあわててその木にロープをくくりつけて電柱に固定したらしい。折れたわけではないし、大丈夫でしょうと。数日中に修復作業をするとのこと。クリスマスの時期にはライトアップしたり、飾りをつけたりするそうで、折れなくて良かったですねえとうなずきあう。
きょうの音楽たち
バッハ「主よ、人の望みの喜びよ」(オルフェウス室内管弦楽団)→Bubble Gum(Brigitte Bardot)→Esta Favola Que Eu Amo(Luli)→Libertango(Yo-Yo Ma)→Rung Xua Da Khep(Phuong Dai)→甘いワナ(宇多田ヒカル)→ウィリアムズ「スター・ウォーズ組曲」第3曲リトル・ピープル(ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団)→Samurai(Jazztronik)→自転車でおいで(矢野顕子)→ショパンワルツ第1番変ホ長調作品18「華麗なる大円舞曲」(ヴラディーミル・アシュケナージ)→Stormy(Third Wave)→ウィリアムズ「スター・ウォーズ組曲」第5曲王座の間とエンド・タイトル(ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団)
欲しい本メモ
- 猪木武徳(近刊)『文芸にあらわれた日本の近代』有斐閣。 ISBN:4641162190
- ヘルガ・シュナイダー(近刊)『黙って行かせて』(高島市子・足立ラーベ加代訳)新潮社。 ISBN:4105450018