こんなおとなになりたくない

tranquility2004-10-19

「絶対にこんな大人になりたくない」というのがいくつかある。たとえば、

  • 会計時に誰が払うかをめぐって押し問答するようなひと

とか。これはうっかりするといまでもやってしまうから要注意。んで、昨日のお昼にスタバのテラス席で目撃したのは、

  • 紋切り型の言葉で怒るひと

である。これもなりたくない。昨日の情景はこう。年配の男性(50代前半)が新人っぽい女性に対して「きみは木を見て森を見ていない」だの「腐った魚の目をしている」だのおっしゃっていた。んー、陳腐な表現。思わず苦笑。怒るんなら自分の言葉で怒れよ。抽象的に怒られても困るんだよ。こちとら思わず横から助け船を出そうかと思ったよ。こんなふうに。「あなたは森は見ていても地球は見ていませんよね。彼女はきっと宇宙を見ているんです」とか、「腐りかけの魚がおいしいことをご存じないのかしら」と。陳腐な表現には、はひふ屁理屈で抵抗するのが一番であると僕は幼稚園の頃に教わった。冗談である。ひとを怒るというのは大変なことなんだから、そんなときこそ、創造力とユーモアを精一杯はたらかせてほしいものである。何いってんだか。