県内出張

今日は県内出張。某町まで。途中までJR。ここにはこれからちょくちょく通わないといけないことになりそうでいちいち切符買うの面倒だし、次のバスまで30分も待たないといけないので、そのあいだに駅で回数券を買うことに。買おうとして列についたら4番目(ちなみに、みどりの窓口は一つの小さな駅)。最初のひとは普通の切符だったらしくすぐに終了。二番目のひとの目的地は新潟。ここからが大変。JRが一部運休、一部代替バスという状態だそうで、駅員さん二人がかりでそれをどこかに電話で確認したり、手元のFAXの山と照らし合わせたりで、かなりの時間を食う。10分くらい待たされる。んで、次のひと。そのひとの目的地は新津。新津! 確か新潟の手前の駅ですよね。先のひとが新幹線の代替バスを利用したいと言ったのに対して、今度のひとは在来線の代替バスを使いたいんだそうな。なんだかよくわからないけど、そういうことらしい。また延々と調べはじめる。先に僕の回数券出してくれればいいのにと思うものの、まあそういうわけにもいかないですよね。そうこうしているうちに定刻より早くバスがロータリーに入ってくるのが見える。結局、回数券は買えずじまい(職場に戻ってから甘木さんにこの件を話したら、あそこは委託駅でちゃんとしたJRの職員じゃないんだよーとのこと)。バスに乗って目的地へ。途中でなんともすっぱい匂いがしてくる。誰かの汗とかそういうんじゃなくて、もっと純粋な(?)すっぱい匂い。びっくり。この謎はのちほど解けます。14時から会議。つつがなく16時に終了。終了後、先日少しだけお話ししたひと(=初対面ではないという程度)から話しかけられる。「なにをノートに書いているのですか? 見せてくださいよ」とのぞきこんでくる。ずいぶん不躾なひとだなあと思う。「プライベートなことも書いてあるんで」とかわす(そんなのノートに書いてないけどね)。確かにひとよりはメモをとるほうだと思うしそれが気になったのだろうけど、見せてくれはないだろ。あなたには空気げんこつをお見舞いします。ちなみに僕がノートをとる理由は三つあって、(1)眠気防止(=ガム代わり。会議は誰がなんといおうと眠くなる)、(2)記憶の再現用(実はそんなに役に立たないし、そもそも必要ない場合が多い)、(3)フィールド・メモ/フィールドノーツをとるときの練習用。(3)が一番大事で、仕事柄いろんなひとから話を聴いたり、グルインやったりするのだけど、やっぱりノートをうまく書くにはある程度の練習をしてコツをつかんだり、試行錯誤しなきゃいけないと思うのだ。そんなわけで会議は格好の練習の場でありいろんな工夫を試してみたりするのにいい機会なのでまじめにメモをとることもあります。もちろん、毎回はとりませんけど。んー、見られてるのは気づかなかったなあ。気をつけよう。コーヒーをのみながらMさんと談笑。「酢の匂い」について質問してみる。答えは単純で、バスルート沿いに「酢の工場」があるからでした。県内では割と有名なお店らしい。けど、住宅街らしかったし、あれだけの匂いだったら近所から苦情が出ないかしらと老婆心ながら思う。帰りのバスでは酸っぱい匂いはしなかった。駅前の書店に立ち寄る。イミダス現代用語の基礎知識、知恵蔵が並ぶ季節になったのですねえ。あれれ現代用語の基礎知識だけひとまわり小さくなってませんか。これって今年から? 1時間に1本の電車を待ってそれに乗って帰る。電車は座れたのだけど、途中から混んでくる。途中で大粒の雨が降ってきて、傘をさっきの会議の場所に忘れたことに気づく。んー、明日連絡して二週間後まで保管しておいてもらおう。で、僕はロングシートに座っていたのだけど、途中の駅で年配の女性(60代中頃?)が僕の前に立つ。こういうシチュエーションは本当に困ってしまう。見た感じすごくお元気そうだし、席を替わるのがすごく失礼な気がするのだ。もちろん足腰の弱そうなひとだったらこちらは何の遠慮もなく譲ることができる。けど、今回みたいに元気な感じのひとだと、譲ることで相手が気分を害したらどうしようと考えてしまう。でもこのまま座り続けるのも申し訳ないし居心地悪いし。んー、困った。結論。あと終着駅まで10分くらいだからこのまま座っていることに。むつかしいっすね。やっぱり譲るべきだったのかしらん。毎度毎度無意味な文章ですみません。