先週読んだ本（仕事関係のぞく）・観た映画

• [030] 堀江敏幸（2001）『熊の敷石』講談社。
• [031] 北尾トロ（2005）『ぼくはオンライン古本屋のおやじさん』ちくま文庫。

熊の敷石

ぼくはオンライン古本屋のおやじさん (ちくま文庫)

• [033] 「地下鉄のザジ（Zazie dans le Metro）」　1960／フランス／監＝ルイ・マル／原＝レーモン・クノー／出＝カトリーヌ・ドモンジョ、フィリップ・ノワレ、ユベール・デシャン、アントワーヌ・ロブロ、アニー・フラテリニ。
• [034] 「ファミリー・プロット（Family Plot）」　1976／アメリカ／監＝アルフレッド・ヒッチコック／出＝カレン・ブラック、ブルース・ダーン、バーバラ・ハリス、ウィリアム・ディヴェイン、エド・ローター。
• [035] 「火宅の人」　1986／日本／監＝深作欣二／原＝檀一雄／出＝緒形拳、いしだあゆみ、原田美枝子、松坂慶子、檀ふみ。
• [036] 「まぼろし（Sous le Sable）」　2001／フランス／監＝フランソワ・オゾン／出＝シャーロット・ランプリング、ブリュノ・クレメール、ジャック・ノロ、アレクサンドラ・スチュワルト、ピエール・ヴァルニエ。

地下鉄のザジ [DVD]

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先週は二冊。堀江敏幸さんの本はいつもいいと思うけど、特に「砂売りが通る」はいいなあ（芥川賞受賞作は本書所収の「熊の敷石」）。先日書店でこの本の文庫バージョンを見たけれど、その帯に「堀江敏幸の文章はいろっぽいのだ」という讃辞を川上弘美さんが寄せていたっけ。色っぽい文章、か。なるほどね。うまいこと言うな。文庫本の解説を川上さんが書いてるんだったら読んでみたい。来週もいい本に出会えますように。