連休なのにお仕事

両親がスポーツクラブへ行くというので、夕方の5時から夕食。おなかがくちくなったところでメールの返信を書いていたら、P社のKさんから電話。外資系のコンサルティング会社がつくった20枚のプレゼン資料の日本語訳をチェックしてくれないかとのこと。出入りの翻訳やさんが休みだし、ということで。もちろんおやすいご用で、といったら、なんと明日の朝までにやってほしいと。やすみだしめんどくさいないやだなあと思いつつも、前の職場で一生涯かけても返せないようなご恩をK先輩から受けた手前、お助けすることに(この間決断まで0.001秒)。数分後、電子メールでパワーポイント原稿(原本と翻訳バージョン)到着。今回の帰省ではPowerBookをもってきたので、辞書類はすぐ使えるようになってるしあらためて準備も必要なし(辞書検索ソフトのJammingはメールを書くときにも起動させてあるし)。おまええらいなほんとになあと酷使ぎみのPowerBookをほめてやる。今後とも労働争議なぞおこさずに仕えてくれたまえ。ところで、村上春樹氏のiBookには名前がついていたと思うけどなんだったっけ。氏の『スプートニクの恋人』(1999)にはPowerBookが(かなり重要な役?で)登場したのでしたんでしたねえ。来月出る『アフターダーク』は楽しみ。
6時に仕事開始。1枚目はタイトルだからすぐおわりますな。連休で頭がなまっていたし刺激があっていいかもと思っていたのは2枚目のタイトルまで。日本語訳ひどすぎ。最初に翻訳したのがだれだか存じませんが(あとで判明。K先輩のところにインターンシップにきていた外大の学生さんでした)、日本語になっておりませぬ(=ひとさまに読んでもらえる文章ではない、ということ)。巷間にはずいぶん悪訳(誤訳は問題外)というのが出回っていて、それでもたいていは3回読めばなんとか意味がわかるものでございますが(いわゆる「翻訳調」とか「直訳っぽい」といわれる文章)、4回読んでもわからないのは日本語とは申しません。こんなにぶーぶー書いたのは、あまりにも手抜きな文章だったから。難しいところは意図的に飛ばしてあるし、例示のところは「超」超訳してるしむかっときた。というわけで、事実上ほとんどの部分を訳し直し。んで、全部終わったのが10時半。