今年はこんな本を読んできた

江藤淳(2001)『妻と私・幼年時代』文春文庫、開高健(2003)『小説家のメニュー』中公文庫、河合隼雄(1977)『無意識の構造』中公新書村上春樹(1982)『風の歌を聴け講談社文庫、宮脇俊三(1993)『インド鉄道紀行』角川文庫、ポール・オースター(1993)『シティ・オブ・グラス』(山本楡美子・郷原宏訳)角川文庫、清水義範(1990)『国語入試問題必勝法』講談社文庫、ポール・オースター(1995)『幽霊たち』(柴田元幸訳)新潮文庫宮脇孝雄(1998)『翻訳家の書斎』研究社出版、フランシス・フィツジェラルド(1974)『グレート・ギャツビー』(野崎孝訳)新潮文庫ポール・オースター(1993)『鍵のかかった部屋』(柴田元幸訳)白水Uブックス鴻巣友季子(2003)『翻訳のココロ』ポプラ社三島由紀夫(1978)『女神』新潮文庫串田孫一(2001)『文房具56話』ちくま文庫井上章一(1990)『霊柩車の誕生(新版)』朝日選書、干刈あがた(1991)『十一歳の自転車』集英社文庫斎藤美奈子(2004)『文学的商品学』紀伊國屋書店原田宗典(2000)『旅の短篇集・春夏』角川文庫、金原ひとみ(2004)『蛇にピアス集英社柳瀬尚紀(2000)『翻訳はいかにすべきか』岩波新書宮脇俊三(2004)『乗る旅・読む旅』角川文庫、多田文明(2003)『ついていったら、こうなった彩図社斎藤茂太(1982)『モタさんのヒコーキ談義』旺文社文庫ポール・オースター(1997)『ムーン・パレス』(柴田元幸訳)新潮文庫、上岡伸雄(2004)『ニューヨークを読む』中公新書朝日新聞山形支局(1991)『聞き書き ある憲兵の記録』朝日文庫井上ひさし1984)『自家製文章読本新潮文庫文藝春秋編(2004)『東大教師が新入生にすすめる本』文春新書、庄野潤三(1983)『水の都』河出文庫ポール・オースター(2002)『リヴァイアサン』(柴田元幸訳)新潮文庫原田宗典(2001)『旅の短篇集・秋冬』角川文庫、カズオ・イシグロ(2001)『日の名残り』(土屋政雄訳)ハヤカワepi文庫、江國香織(2004)『スイートリトルライズ幻冬舎伊丹十三(1992)『ヨーロッパ退屈日記』文春文庫、井村和清(2002)『飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ』祥伝社黄金文庫庄野潤三(2004)『メジロの来る庭』文藝春秋カズオ・イシグロ(2001)『遠い山なみの光』(小野寺健訳)ハヤカワepi文庫、堀淳一(1980)『地図のたのしみ』河出書房新社柴田元幸(2000)『猿を探しに』新書館、ウィリアム・ボイド(1994)『グッドマン・イン・アフリカ』(菊地よしみ訳)ハヤカワ文庫、池澤夏樹(1991)『スティル・ライフ』中公文庫、江戸川乱歩(1960)『江戸川乱歩傑作選』新潮文庫吉村昭(1998)『メロンと鳩』文春文庫、トルストイ(1974)『クロイツェル・ソナタ 悪魔』(原卓也訳)新潮文庫小島信夫(1967)『アメリカン・スクール』新潮文庫田中小実昌大庭萱朗編(2002)『田中小実昌エッセイ・コレクション2 旅』ちくま文庫柴田元幸(1997)『死んでいるかしら』新書館、ジョエル・ベスト(2002)『統計はこうしてウソをつく』(林大訳)白揚社吉村昭(1993)『法師蝉』新潮文庫江國香織選(2004)『ただならぬ午睡』光文社文庫山本文緒(1996)『ブルーもしくはブルー』角川文庫、浜田寿美男(2004)『取調室の心理学』平凡社新書ポール・オースター(2001)『偶然の音楽』(柴田元幸訳)新潮文庫宮脇俊三(1979)『最長片道切符の旅新潮文庫浜田寿美男(2001)『自白の心理学』岩波新書、坂本敏夫(2003)『刑務官』新潮文庫ジュンパ・ラヒリ(2003)『停電の夜に』(小川高義訳)新潮文庫土屋賢二(2004)『簡単に断れない。』文藝春秋佐伯一麦(1996)『一輪』新潮文庫トルーマン・カポーティ(1994)『夜の樹』(川本三郎訳)新潮文庫保坂和志(2001)『残響』中公文庫、保坂和志(2002)『もうひとつの季節』中公文庫、ナンシー関(2004)『耳のこり』朝日文庫小川洋子(2004)『余白の愛』中公文庫、ナンシー関(2001)『夜間通用口 テレビ消灯時間3』文春文庫、内田百けん(2004)『第三阿房列車新潮文庫ナンシー関(2001)『耳部長』朝日文庫開高健(1968)『輝ける闇』新潮文庫ナンシー関(2002)『秘宝耳』朝日文庫永江朗(2004)『〈不良〉のための文章術』NHKブックス嵐山光三郎(1997)『桃仙人』ちくま文庫、高木正幸(1999)『差別用語の基礎知識 '99』土曜美術社出版販売宮沢章夫(2004)『青空の方法』朝日文庫斎藤貴男(2004)『安心のファシズム岩波新書河合香織(2004)『セックスボランティア』新潮社、別役実(2003)『別役実のコント教室』白水社別役実(1980)『マザー・マザー・マザー 別役実戯曲集』三一書房杉浦さやか(2002)『お散歩ブック』角川文庫、ナンシー関(1998)『聞いて極楽』朝日文庫、内田幹樹(2004)『機長からアナウンス』新潮文庫ナンシー関(2004)『天地無用 テレビ消灯時間6』文春文庫、ナンシー関(1999)『聞く猿』朝日文庫ナンシー関(2000)『テレビ消灯時間2』文春文庫、江國滋(1992)『寝るには早すぎる』実業之日本社村上春樹(2004)『アフターダーク講談社、米本和広(2004)『カルトの子』文春文庫、鴻上尚史(2004)『ラブアンドセックス』角川書店谷村志穂(2004)『海猫 上』新潮文庫谷村志穂(2004)『海猫 下』新潮文庫村上春樹(2004)『風の歌を聴け講談社文庫、ニコルソン・ベイカー(1996)『もしもし』(岸本佐知子訳)白水Uブックス小川洋子(1991)『完璧な病室』福武文庫、デイジー・ウェイドマン(2004)『ハーバードからの贈り物』(幾島幸子訳)ランダムハウス講談社江國香織(2004)『間宮兄弟小学館レベッカ・ブラウン(2004)『体の贈り物』(柴田元幸訳)新潮文庫宮沢章夫(1993)『彼岸からの言葉』角川文庫、ニコルソン・ベイカー(1997)『中二階』(岸本佐知子訳)白水Uブックス、糸井重里(2004)『言いまつがい』東京糸井重里事務所、岸本佐知子(2000)『気になる部分』白水社斎藤茂太(1980)『躁と鬱』中公新書小川洋子(1999)『刺繍する少女』角川文庫、村上春樹(2004)『若い読者のための短編小説案内』文春文庫、川端康成(1996)『たんぽぽ』講談社文芸文庫村上春樹(2004)『回転木馬のデッド・ヒート講談社文庫、小川洋子(2004)『やさしい訴え』文春文庫、宮沢章夫(2003)『茫然とする技術』ちくま文庫山田詠美(1997)『快楽の動詞』文春文庫、井伏鱒二(1960)『駅前旅館』新潮文庫南木佳士(2002)『冬物語』文春文庫、室生犀星(2003)『或る少女の死まで 他二篇』岩波文庫室生犀星(1993)『蜜のあわれ・われはうたえどもやぶれかぶれ』講談社文芸文庫斎藤茂太(1997)『精神科の待合室(改版)』中公文庫、芥川龍之介(1986)『芥川龍之介全集3』ちくま文庫小谷野敦(2004)『評論家入門』平凡社新書斎藤美奈子(2004)『物は言いよう』平凡社佐伯一麦(1997)『木の一族』新潮文庫江戸川乱歩(1987)『妖虫』春陽文庫富岡多恵子(1988)『波うつ土地・芻狗』講談社文芸文庫吉田修一(2004)『春、バーニーズで』文藝春秋村上春樹(2004)『羊をめぐる冒険・上』講談社文庫、村上春樹(2004)『羊をめぐる冒険・下』講談社文庫、白石一文(2004)『見えないドアと鶴の空』光文社、夏石鈴子(2003)『いらっしゃいませ』朝日新聞社村上春樹(2004)『1973年のピンボール講談社文庫、永江朗(2004)『恥ずかしい読書』ポプラ社筒井康隆(1975)『農協月へ行く』角川文庫、ナンシー関(2004)『何だかんだと』角川文庫、よしもとばなな(2004)『なんくるない』新潮社、小川洋子(2004)『偶然の祝福』角川文庫、絲山秋子(2004)『袋小路の男』講談社二ノ宮知子(2002)『のだめカンタービレ(1)』講談社コミックスキス


以上が今年読んだ本(仕事関係で読まざるを得ない本は省略)。いくつかメモし忘れた本があるようなので、後日補足するかもしれません。再読した本(オースターとか村上春樹とか保坂和志とか)も含む。どれも好きな本ばっかりなのだけど、あえて今年最も面白かった本を選ぶならこちら(今年の出版ではないけど)。別役さんはセンセイとしても一流なんだということを改めて実感。来年もいい本に出会えますように。明日は今年観た映画(今年はDVDばっかりで一度も映画館に足を運ばなかった)を振り返りたいと思います。

別役実のコント教室―不条理な笑いへのレッスン

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