雪は降り止まぬ

 16時現在の積雪は39センチ。気象庁の観測データのページをブックマークに入れたので頻繁にチェックしている。今日の深夜の1時には29センチだったので、半日ちょっとで10センチも積もった計算になる。計算というほどの計算ではないけど。今夜から明日にかけて、かなり強い寒気が入ってくるとのこと。大雪、暴風雪に注意が必要、と朝からローカルのニュースで何度も聞かされた。まとまった積雪になると困るけれども、かといって中途半端に降られるのも嫌だ。降るんなら降ってくれ、降らないんなら降らないでもらいたい(?)。
 昨日やり残した仕事が少しだけあったので、午前中職場へ。今日は誰も来ていない様子。職場の共用部分(なんと表現していいかわからない空間なので)に、箱が置いてあり、自由に食べてよいという旨のポストイットが貼られてある。お歳暮ののしがついた箱。箱の中身は六本木クローバーの六本木ケーキ。蜂蜜、メープル、クリームチーズの三つの味があって、それぞれまだ十分な数が残っている。足下の悪い中職場に出て来てやったのだから、それぞれ一つずつ食べてやろうかと思ったのだけれど、食べ物の恨みは怖ろしいというからやめておいた。クリームチーズを一ついただく。箱に書かれた「六本木ケーキ」という文字を見ているうちに、何か書き加えたくなった。そこで、「木」の字に一本足して、「六本本ケーキ」にしておいた。誰か気づいてくれ、という気持ちで書いたのだけれど、実際に書き込んでみると、かなり恥ずかしいことをしたのではと不安になる。やっぱり、誰も気づかないでおくれ。
 昼前に職場を出て、明日は一日家に籠もるつもりでパンなどを買い込む。それから、書店に寄って本を買う。年末はつい買いすぎてしまうんだ、でもまあいいやと思いながら。支払いを済ませると、店員さんが、いま3,000円以上お買いあげの方にクリスマスプレゼントを差し上げてます、と言いながら飾りのついた赤い袋を本と一緒に入れてくれる。帰宅して開けてみると、紅茶のティーバッグ5つが入っていた。今日買った本(仕事関係のぞく)はこちら。恩田陸さんの本を初めて買った。読まず嫌いだったのだけれど、絲山秋子さんの「何様日記」の企画「絲山よ この本を読め」で第3位になっているのを見ていたので購入(さっそく感想がアップされている)。ちなみに第1位は村上春樹さんの『海辺のカフカ』、2位は川上弘美さんの『センセイの鞄』。

美女と野球 (河出文庫)

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月と狂言師 (中公文庫)

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王国〈その3〉ひみつの花園

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夜のピクニック

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Casa BRUTUS (カーサ・ブルータス) 2006年 01月号

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